ミシュランの星を獲得する東京 広尾の人気フレンチ「Ode」さんをご紹介します。テーマカラーがグレーで店内からお料理までもがグレーで統一。料理が鮮やかでアートの様なお料理が楽しめます。
場所は?
「Ode」さんが店舗を構える場所は、東京メトロ日比谷線 広尾駅2番出口から徒歩5分。広尾駅から恵比寿方面へ、明治通り沿いにはよだれ鶏ブームの火付け役とも言われる「JASMINE」さん「au deco」さん「ヨシダ ハウス」さんと言った様々なジャンルの人気店が集まるエリアです。
駐車場は?
店舗専用の駐車場はありませんので、近隣のコインパーキングをご利用下さい。
開業から2年でミシュランの星を獲得したフレンチ
開業からわずか2年余りでミシュラン1つ星を獲得する偉業を達成された「Odeオード」さん。シェフの生井祐介氏は、25歳で音楽の道から料理の道へ転身するという異色の経歴をお持ちです。その料理の数々は、優れた感性と遊び心に満ち溢れた、自由な発想でとっても素敵!「Ode」という名前の由来は音楽用語からで、高揚した精神をうたう”抒情詩”をそう呼びます。
グレーの扉が印象的で、内装や器までもグレーを中心とした色合いに統一。シェフが大好きだというこの色に統一するのには理由が。
「料理に集中して欲しいから」
という意味が込められていて、目の前に運ばれた料理をより一層鮮やかに映し出します。
「Ode」さんのinstagram
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「Ode」さんのランチのお料理をご紹介
おもてなしの精神を強く感じる「Ode」さんは、レストラン アジアベスト50の快挙も成し遂げられ、名実共に高い地位を確立。楽しみにしてお伺いしました!
ランチタイムの12:00を迎え「Ode」さんの扉が開きます。するとスタッフが一斉にお出迎え。スタッフがフロア内を縦横無尽に行き来し、サービスへの余念がないです。上級のソムリエさんもおられ、ワインとのペアリングはお手の物。今回はピノノワールのシャンパーニュを頂く事にしました。
ここで生井シェフのご挨拶を頂き、ホールのスタッフさんがストレスを感じない程度にお声がけくださります。ミシュラン1つ星の実力はサービス面からも感じますね!
記憶に残るオマール海老の「アミューズ」
●アミューズ
自らの手で球体の蓋を開けると・・
7つ揃えると願いが叶うと言うあれ。そう、ドラ〇ンボール。座布団の上に乗ったこのボールが、遊び心満載のアミューズ。オマール海老とカカオバターで球体に固め、中から濃厚なオマール海老のムースが飛び出てくると一気に海の香り!間髪入れずに食前酒を頬張ります。
コアントローにレモングラスやブラックペッパーで香りづけした、爽やかなリキュールをショットグラスでグイっと。
●前菜
淡路産の”新玉葱と帆立のタルタル”
土台はお米を香ばしく揚げたもので、表面は新生姜を焦がしたパウダーが。あらゆる食感のオンパレード!まるで食感のコンチェルト(協奏曲)とでも言ったところでしょうか。(勝手に名付けてシェフに怒られてしまいそう・・)
●小さなタルト
まるで洋菓子の様なフォアグラのタルト。マデラ酒をきかせた新生姜とフォアグラの旨みが広がり、表面はほうじ茶を混ぜ込んだ飴をコーティングしています。
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「Ode」さんのシグネチャー
●シグネチャー
「Ode」さんを象徴する一皿。思わず「なに?」と疑問を抱いてしまうこのお皿。
グレーの壁をひとつずつ壊していき、顔を覗かせる赤身や魚介!炙った鰯はローズマリーの香りを纏い、黒にんにく・バルサミコ・マヨネーズのソースで仕上げ。そして尾崎牛が贅沢に散りばめられ、ピクルスの食感と共に味わいます。はじめに戻って、グレーの壁と称したものは、鰯の骨を卵白と合わせメレンゲに。竹炭を加える事でグレーの世界観を演出しています。
●温かい前菜
グレーな世界観を楽しんだ後には、対照的に鮮やかな桜色。駿河湾産の桜海老を使ったリゾットで、桜海老のフリットを散りばめ、フュメドポワソンという魚介のお出汁を含んだ濃厚なリゾットに仕上がっています!ゴールドラッシュの甘みが加わる事で「魚介オンリーワンからの脱却」を図っている様にも感じます。
●フォカッチャ
パティシエが作る焼き立てフォカッチャ。パン作りに大切な吸水率を高め、ふわモチ食感を実現。あまりにも美味しくて、思わずおかわりを頂きました。
●魚
長崎県 五島列島のヒラスズキ。アンチョヴィとケッパーのソースは焦がしバターの香り。同じく長崎県産のアオリイカを添えています。
●肉
山形県産の金華豚。プラムのキャラメリゼを添え、黄色のソースは梅。じゃがいものニョッキは西京味噌を使ったソース。甘み・酸味のバランスが素晴らしく、お伺いした初夏にピッタリな梅の酸味を織り交ぜています。
●デザート
生のメロンを頬張った様なスイーツ。ジュニパーベリーの爽やかさや、メレンゲ・タピオカの食感を楽しむスイーツに。
お茶菓子はレーズンバターとスパイスをきかせたサブレ。時計は14:30、実に2時間半が経過していました!
シェフの想いとは・・
お気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、食材は全て「国産」
「日本の生産者の情熱やこだわりを届けたい」
生井シェフのこの想いこそが、高揚した精神=抒情詩・Odeオードなのかもしれません。
ワインとお料理がしっかり楽しめるお店を教えて!
東京でワインが主役でお料理もしっかり味わえる、#フードメのおすすめは恵比寿にある「小泉料理店」です。
ここは恵比寿でも人通りが少なく、知る人ぞ知る隠れ家ビストロ。どのお料理も最後はワインに手を伸ばしたくなるお料理ばかりで、肩肘張らない雰囲気も良いです。記事で詳しくご紹介しています。
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とりあえず少しでも興味を持ったら無料体験講座へ参加してみる方が早いかもしれません。
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1人当りの予算と店舗情報
屋号:Ode
予算:(昼)¥8000〜¥10000程度(夜)¥15000〜¥20000程度
住所:東京都渋谷区広尾5-1-32 ST広尾2F
交通手段:広尾駅 徒歩5分
支払い:カード可 電子マネー不可
TEL:03-6447-7480
営業時間:(月~土)12:00~13:00 last entry 18:00~20:00 last entry
定休日:日曜日