東京 南青山という立地で囲炉裏を囲みながら
炭火で火入れをする天然の鮎や、
ジビエが楽しめる店舗が存在します。
そのたっぷりの風情が南青山という事を
忘れさせてくれそうです♪
「たでの葉」
夏が訪れるたび、
「鮎」を一度は食べたいと思う様になりました。
東京 南青山ではこの「鮎」の魅力を再認識できる
炉端焼き専門店が存在するのです。
その名も「たでの葉」さん。
「たでの葉」さんの雰囲気
東京のど真ん中、南青山という立地。
木目を基調とした風情溢れる店内、
囲炉裏を囲んだカウンター席が全13席。
南青山という事を忘れさせてくれる様な、心安らぐ空間が広がります♪
店主の「小鶴清史」さんは、
地元でもある熊本県川辺川産の天然鮎を提供できる場所として、
2017年にここを開業。ジビエの知識も大変豊富です!
「たでの葉」さんのメニュー
お料理はおまかせコース1本。¥13000+tax
(価格は仕入れ状況によって変わります)
「たでの葉」さんの鮎料理
鮎の水分量まで計算しながら、最高の旨味と食感へ仕上げるまでに
約50分かけて火入れを行い、まずは「鮎の塩焼き」を楽しみます!
頭から豪快にかぶりつきます!!
表面のパリッと香ばしい食感と、ふっくらと仕上がる中心部の
コントラストが素晴らしい♪
鮮度の良さを実感できる「鮎のお造り」は
肝醤油で味わいます。
モチっとした食感が印象的です。
鮎の内臓や子を塩漬けにした珍味「うるか」も
2種類で楽しみました!
1枚目は子うるかで、明太子にも似た味わい。
2枚目は苦うるか。クセや苦味は圧倒的に強く、
個性の強いお酒との相性が良さそうですね!
そして最後には「鮎ごはん」
鮎のお出汁がきいた優しい味付け。
おかわりでは、出汁茶漬け風にして!
鮎の骨でとったお出汁を注いで、余す事なく鮎の旨味が味わえる
最高の出汁茶漬けですね!
「たでの葉」さんのジビエ
ここまでコースのメイン食材「鮎」をご紹介しました。
コースの合間には「鮎」の他にも
厳選した川魚やジビエが織り込まれています。
何度もタレにつけて焼き上げていたお肉、一体何だろう?
と思いながら眺めていましたが「スッポン」でした!
歯応えと絶妙に水分を含みジューシーに仕上がった「スッポン」
スッポンのお肉をここまで味わったのは初でしたので、
とても価値を感じるお料理です。
「天然山女魚の南蛮漬け」
「天然山女魚の白焼き」
天然の山女魚(ヤマメ)は南蛮漬けと白焼きで!
山女魚は鮎に比べ身がパサつきやすい様で、
火入れ具合を絶妙に調整。
「川辺川産 天然鰻」
炭火の魅力がダイレクトに感じれるのが鰻です!
表面は焦げ目が付くまでじっくりと火入れを行い、
粗めの山椒がアクセント。
余分な水分が出ない為、キリッと仕上がるのが特徴です♪
食感もふんわりして絶品でした。
終盤に登場したのが「熊肉の鍋」
熊の胃袋でお出汁を取り、
程よく脂が乗る熊肉は全くクセがありません!
「鮎」や「ジビエ」以外にも季節の食材を楽しみました♪
コースの皮切りでは季節の盛り合わせ!
見た目にも美しい盛り合わせは、
とうもろこし・イチジク・焼きナス・冬瓜・汲み上げ湯葉・万願寺唐辛子
ブロッコリー・小芋・帆立と言った食材を
細かな仕事を施して振る舞って頂けます。
アルコールもビール・日本酒・そしてワインがとても豊富!
日本のシャルドネやピノ・ノワールで。
「鮎」や「ジビエ」が本格的に頂ける店舗は
岐阜の「柳家」さん、滋賀の「比良山荘」さんなどが挙げられますが、
東京のど真ん中でこのパフォーマンスを実現されている事に
とても価値を感じますね!
食材の魅力を知って欲しいという店主の素直な想いが詰まっています♪
「たでの葉」
「たでの葉」さんへのアクセス
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1人当りの予算と店舗情報
予算:15000円〜20000円程度
住所:東京都港区南青山3−2−3ダイアンクレストビル2F
交通手段:外苑前駅から徒歩4分
表参道駅から徒歩8分
TEL:03ー6884ー0612
営業時間:毎日開始時間が異なります
定休日:基本日祝定休